IT業界のサービス〜受託開発〜
ユーザー企業がIT事業者にシステムやソフトウェアを発注して、開発リスクを取るモデルは受託開発。
IT事業者が自らのリスクでシステムやソフトウェアを開発し、それをパッケージあるいはサービスの形で企業あるいは個人に提供するモデルは自社開発。対象は業務システムのほか、基本ソフトやオフィスソフト、ゲームソフトなど。
日本のIT事業者は、自社開発に比べて受託開発の売り上げが高く、業界売り上げの4分の3以上を占めている。
受託開発のサービスは、提案から運用までの開発プロセスと、業務システムやWebシステムといった開発対象にわけられる。
【開発プロセス】
*システムインテグレーション
開発プロセスの全業務を請け負うサービス
*ITコンサルティング
要件定義・設計業務と開発・導入のプロジェクト管理業務を請け負うサービス。
*プログラム開発
設計・開発・テストを請け負うサービス
*システム運用管理
運用保守業務を請け負うサービス
【開発対象】
*ネットワーク構築・運用
ネットワーク・インフラの構築や運用管理を担当するサービス。
*組み込みシステム開発
家電や自動車などに搭載される組み込みシステムを開発するサービス。
*アプリ開発・Web開発
アプリやウェブシステムを開発するサービス